【香港 2022/09/06】COVID-19 最新情報

新たに9,373症例増加。内訳は、輸入性が186、域内感染が9,187。

新規死亡報告数は9人で、年齢は27~99歳。27歳の死亡例はてんかんを患っており、長期にわたって寝たきりの患者だったため、新型コロナウイルスが直接の死因となったかについては未確定。

公立病院のCovidによる入院患者は約3,000人。14人の患者が集中治療を受けている。

また東区医院(Pamela Youde Nethersole Eastern Hospital)の、心臓科医師7人の感染が判明。院内の給湯室を共用していた。

また香港政府は、現行のすべてのソーシャルディスタンス措置を9月21日まで延長する。会見では、症例数は高位にとどまると予想され、現段階で措置を緩和する余地はないと述べた。

このほか香港当局は6日に、サル痘の初の感染例を確認したと発表した。患者は、米国とカナダを旅行した後、フィリピンから到着した30歳男性。

9月5日に、フィリピンから香港へ到着。隔離検疫ホテル滞在中に体調不良を訴え、病院へ搬送され、感染確認された。現在は隔離治療を受けており、容体は安定している。

香港衛生当局によると、患者は潜伏期間中に高リスクな活動をしたが、サル痘患者との接触はなかったと説明したとのこと。

隔離検疫初日に感染が判明したことから、市中への伝播リスクは極めて低いが、患者と接触した航空会社クルーについては健康状況に留意が必要であるとした。

当局は会見で、サル痘への対応レベルを「警戒」に引き上げると発表した。また香港政府は今月中にサル痘ワクチンを調達する予定。濃厚接触者及び高リスク人群への接種を想定しているという。

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