香港ディズニーランドの1日券は、大人でHK$669から939。年に3回行けば、それだけでHK$2,000を超えます。いちばん手ごろな年間パスのシルバーは、大人でHK$1,568です。

短い旅行では1日券などと比べて選びたい年間パス。香港に住んでいれば、学校や仕事の予定に合わせ、都合のよい日に短時間だけ訪れる使い方もできます。そんな通い方の選択肢になるのが「マジックアクセス」です。3つの種類の違い、何回で元が取れるか、予約と除外日、食事や買い物の割引の使い方まで、順にご紹介します。


目的別、まずはここから

  • 何回行くなら得?:通常価格の大人の1日券を毎回買うと仮定すると、シルバーは3回、ゴールドは4回、プラチナは6回が一つの目安です。比べる1日券の価格で回数が変わるので、下の計算条件もあわせて見てみましょう
  • どれを選ぶ?:平日に行けるならシルバー、週末も候補にしたいならゴールド、除外日を気にせず日程を選びたいならプラチナ。学校や仕事の予定に合う日が対象か、それぞれのカレンダーで見比べます。プラチナでも来園予約は必要です
  • パスがあればいつでも入れる?:入れません。入園日の予約が要り、予約には枠があります。天候や特別なイベント、混雑で入れない日もあります(公式の会員FAQ)
  • 子どもの分は?:3〜11歳は子ども、12〜25歳の全日制の学生は学生、60歳以上はシニアの価格があります。3歳未満は年間パスが要りません(入園の予約は要る)
  • 食事と買い物の割引は?:対象のレストランで13〜25%、対象のグッズで10〜20%の割引(種類で違う。2026年の公式の規約)
  • いま入るなら?:2026年9月17日〜12月30日は、対象会員3件以上を1回の取引で購入すると20%引き。ディズニー・プレミア・アクセス(DPA)の無料パスも付く企画です。会員更新・ランク変更などは対象外で、無料DPAには2027年1月30日までの登録・入園による有効化が必要です

マジックアクセスとは:会員ランクごとに定められた入園対象日に使える年間パス

マジックアクセスは、香港ディズニーランドの年間パスです。公式の説明では「1年間、指定の日に香港ディズニーランド・パークに入園でき、食事とグッズの割引、会員向けのホテルの特典などが付く」会員の仕組み。カードの種類は、入れる日の広さで3つに分かれます。

種類 入れる日 大人(一般)の価格 子ども・シニア・学生の価格
シルバー ほとんどの平日(週末と祝日はすべて除外日。年末年始、春節、8月前半などは平日も) HK$1,568 HK$1,178
ゴールド ほとんどの平日と週末(混む時期の一部は除外日) HK$2,748 HK$2,058
プラチナ 除外日なし HK$4,998 HK$3,748

価格は2026年10月14日に公式で確認した額です。一般は12〜59歳、子どもは3〜11歳、学生は12〜25歳の全日制学生、シニアは60歳以上です。学生会員の本人確認には、全日制で在学していることが分かる、登録された学校発行の写真付き身分証(学生証や学校印のある学生手帳など)が必要です。

新規会員の有効期間は原則として有効化した日から1年です。1日券から切り替えた場合は、元の入園券の最初の利用日から1年になります(公式の会員規約・案内)。その期間のうち、自分の会員種別で入園対象となる日を選んで使う年間パスです。


3種類の違いと、何回で元が取れるか

シルバー:平日に行ける人の選択肢

入園対象となるのは、ほとんどの平日です。週末と祝日に加え、年末年始や春節、8月前半などには平日の除外日もあります。公式カレンダーは現在、2026年9月〜2027年8月分を掲載しています(2026年10月2日更新、10月14日確認)。入園対象日でも、営業日・来園予約・定員などの条件があります。

大人の1日券はHK$669〜939の4段階です。毎回HK$669の1日券を買う場合と、通常価格のシルバーを比べると、3回目で1日券の合計(HK$2,007)がシルバーの価格を超えます。平日に休みを取れる人、未就学の子どもと平日に出かける人、夕方から夜のショーだけ見に行きたい人に向いています。

駐車場は、自家用車でHK$40引き、バイクでHK$15引きです(2026年の公式の規約)。

ゴールド:週末も候補にしたい人へ

入園対象となるのは、ほとんどの平日と週末。2026年9月〜2027年8月の公式カレンダーでは、2026年12月24〜28日、2027年2月1〜11日、5月1〜2日の計18日が除外日です(2026年10月2日更新、10月14日確認)。カレンダーの掲載期間と、自分の会員の有効期間は分けて見ておきましょう。

毎回HK$759〜849の1日券を買う場合と比べると、4回目で1日券の合計がゴールドの価格を超えます。HK$669の日だけなら5回です。学校や仕事の予定に合う来園日と、ゴールドの除外日を比べて選んでみましょう。

駐車場は1年のうち24回まで無料で、その後は自家用車でHK$40引き、バイクでHK$15引き(公式の会員FAQ)。

プラチナ:除外日を気にせず選びたい人へ

除外日がなく、クリスマスの時期も春節も、予約が取れれば入れます。6回目でプラチナの価格を超える計算です(毎回HK$849〜939の1日券を買う場合との比較)。HK$669の日だけなら8回になります。入れる日の広さに加えて、特典が手厚いのも魅力です。

  • 駐車場:オート・プラザに1日1台まで無料
  • 「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」の優先鑑賞席(会員本人と同伴3人まで、1日1公演。事前のオンライン予約が必要)。「フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング」にも優先鑑賞席の特典がありますが、2026年10月14日時点では11月中旬まで一時休止の案内が出ています。予約方法や集合時刻は公式の特典規約にまとまっています
  • 誕生月に会員期間中1回、直営ホテルの指定のディナーかランチが「1人分を買うと、会員の分が無料」になる特典(同じ席に1人以上と一緒に。価格が違う場合は安い方が無料となり、サービス料は割引前の料金をもとに計算されます。12月21〜31日は対象外。香港ディズニーランド・ホテルの休館中は、館内のレストランの分はお休みで、ディズニー・ハリウッド・ホテルとディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのレストランで使えます。2026年の公式の特典の規約)
  • 食事の割引が25%、グッズの割引が20%(シルバーとゴールドより厚い)

季節のイベントも、日程によってはシルバーやゴールドで楽しめます。プラチナを選ぶときは、駐車場など使う特典も含め、差額に見合うかを考えてみましょう。駐車場特典は会員本人が乗車し、オート・プラザ入場時にカードを提示して利用します(子ども会員は対象外)。

ここまでの回数は、通常価格の年間パスと同じ段階の1日券を毎回買う場合の比較です。自分の会員種別で入れる日が前提で、入会割引・食事・グッズ・駐車場の特典は計算に含めていません。

子どもの分は、どうする?

3歳未満はパークに無料で入れる(入園日の予約は要る)ので、年間パスは要りません。3〜11歳の子ども用のカードは大人より安く、シルバーでHK$1,178です。ただし駐車場の特典は、どの種類でも子ども用のカードには付きません(公式の会員FAQ)。車で行く家族は、駐車場の特典を大人のカードのほうで使いましょう。


来園予約と除外日、子連れで使うときのポイント

入園日の予約が要る

マジックアクセスがあっても、行く日ごとに入園の予約が要ります。予約には枠があり、混む日は埋まることがあります(公式の会員FAQ)。予約の画面で空きを見てから行く日を決める、というのが会員のいつもの流れです。

公式の案内によると、会員でも入園が約束されているわけではありません。台風などの悪天候での閉園、有料の特別なイベント、入園者が多い日には、予約があっても入れない場合があります。出かける前に、公式サイトのお知らせを確かめておくと安心です。

除外日は、公式のカレンダーで

シルバーとゴールドの除外日は、ゴールドの公式カレンダー・シルバーの公式カレンダーと、香港ディズニーランドの公式アプリで確認できます。2026年9月〜2027年8月の掲載期間では、シルバーは週末・祝日のほか、年末年始・春節・8月前半などにも除外日があります。ゴールドの除外日は、2026年12月24〜28日、2027年2月1〜11日、5月1〜2日です。冬休みや春節に行きたい人は、それぞれのカレンダーに予定を重ねて見ておきましょう。対象日でも、来園予約や当日の営業条件は別です。

子連れで年間パスを使うなら

年間パスのいちばんの良さは、1回で全部回らなくていいことです。午前中だけで帰る日、昼寝のあとの夕方から入る日、雨の予報で早めに切り上げる日。子どもの機嫌に合わせて「今日はここまで」と決めるのが、ずっと楽になります。

子連れの1日の組み立て、ベビーケア、雨の日の過ごし方は、香港ディズニーランドを子連れでで詳しくご紹介しています。


いつ入会して、どんな季節に使うか

入会するなら、お得な企画が出る時期に

マジックアクセスには、時期ごとに入会の企画が出ます。2026年9月17日〜12月30日は、対象の新規会員購入・1日券からの切り替えを3件以上、1回の取引で行うと20%引きになる企画が出ています。DPA(1アトラクション)の無料パスは会員の種類に応じた枚数で、2027年1月30日までの登録・入園による有効化が条件です。会員証書の購入、会員更新、会員ランクの変更は対象外です。子どもが3歳未満なら年間パスが不要なので、家族3人というだけで対象にはなりません(2026年10月14日、公式案内で確認)。

会員向けの企画は時期によって変わります。入会前に公式の特典ページも見ておきましょう。1日券で入った当日に、パークの入口のチケットブースかオンラインで年間パスに切り替えることもでき、1日券の代金を年間パスの代金に回せます(切り替えられない券もあります。公式の会員FAQ)。

使う季節の組み立て

1年の有効期間のうちに、季節のイベントをいくつ入れられるかで、元の取りやすさが変わります。

  • ハロウィーン:2026年は9月18日〜11月1日
  • クリスマス:2026年は11月20日〜2027年1月3日
  • 春節:2027年の旧正月は2月6日。現在の除外日カレンダーでは、ゴールドは2月1〜11日、シルバーは2月1〜14日が対象です。2027年のパークイベントの詳細は、今回確認した公式資料では確認できていません

季節ごとに1回ずつ訪れるなら年4回。ゴールドが得になるかは、実際に行く日の1日券の合計とHK$2,748を比べて考えます。季節のイベントと混雑の読み方については、香港ディズニーランドはいつ行く?もあわせてどうぞ。


食事・グッズ・ホテルの特典

年間パスのお楽しみは、入園のほかにもあります。2026年の特典規約で案内されている割引は、下の表のとおりです。2026年12月31日より後に有効化・更新する会員の特典は、この規約では保証されません。年明けに有効化する予定なら、その時点の案内も見ておきましょう。2026年末は、対象ホテルの通常食事割引が12月21〜31日、プラザ・インが12月12〜13日・19〜26日・31日は対象外です(2026年10月14日確認)。

割引 プラチナ ゴールド シルバー
対象の食事・指定セット(パーク・直営ホテル) 25% 18% 13%
プラザ・イン 10% 10% 10%
メインストリート・ベーカリー 10% 5% 5%
対象のグッズ(パークとホテルの店) 20% 10% 10%
誕生月の対象のグッズ 30% 20% 20%
直営ホテルの客室(その時点の料金から) 20% 15% 10%

グッズでは、PANDORAがHK$2,500以上の買い物で15%(それ未満は10%)、周大福(CHOW TAI FOOK)がHK$2,000以上でHK$100引きの特典もあります。

食事:割引対象の料理代がHK$800なら、シルバー13%はHK$104、プラチナ25%はHK$200の割引です。サービス料などは別です。対象店舗・メニュー・時間帯・除外日の条件があり、通常の食事割引は会員本人と同伴7人まで。他の割引・企画との併用はできません。サービス料がある場合は、割引前の料金が基準になります。店の選び方は、香港ディズニーランドの食事ガイドでご紹介しています。

グッズ:限定品のなかには割引の対象外のものもあります。何をどこで買うかは、香港ディズニーランドのお土産とグッズを参考にしてみてください。

ホテル:客室の割引は、会員本人も一緒に泊まるときに使えます(同じ日程で1人1室まで。チェックインで会員カードと身分証を見せます。12月24〜26日と31日は対象外。2026年の公式の特典の規約)。日本から来る家族と一緒に、パークの隣で1泊する日にもぴったりです。香港ディズニーランド・ホテルは2026年10月12日から全館改装のため休館中で(再開の時期は未発表)、ディズニー・ハリウッド・ホテルとディズニー・エクスプローラーズ・ロッジが選択肢になります。それぞれのホテルについては、香港ディズニーランドのホテル完全ガイドにまとめています。


FAQ

  1. Q. 観光で来る人でも買える? A. 買えます。公式規約は香港居住者以外の一般・シニア会員について、パスポートなど政府発行の写真付き身分証を案内しています。原則として購入から3か月以内にオンライン登録とパークでの本人確認・有効化を行います。子ども・学生の身分証は別条件です。短い旅行でも、来園回数・除外日・特典を1日券などと比べて選べます。
  2. Q. 1日券と比べて、何回で元が取れる? A. 通常価格の年間パスと、同じ段階の大人の1日券を毎回買う場合を比べると、シルバーはHK$669の日に3回、ゴールドはHK$759〜849の日に4回、プラチナはHK$849〜939の日に6回が目安です。HK$669の日だけならゴールドは5回、プラチナは8回。自分の会員種別で入れる日が前提で、入会割引や各種特典は含めない比較です。食事などの特典を使えば、入園料だけの比較より負担を抑えられる場合があります。
  3. Q. 予約なしで行ってもいい? A. 予約なしでは入れないので、行く日ごとに入園の予約を入れておきましょう。予約には枠があります。
  4. Q. 除外日はどこで見る? A. 公式サイトの除外日のカレンダー(シルバーとゴールドのPDF)と、香港ディズニーランドの公式アプリで確認できます。プラチナには除外日がありません。
  5. Q. 家族で種類を分けてもいい? A. 家族それぞれの予定で種類を選べますが、全員の種別で利用できる日を合わせる必要があります。ゴールドにも除外日があります。なお、2026年の特典規約では、シルバー・ゴールド会員本人の誕生日当日に、除外日でも利用できる無料入園特典があります。引き換え・本人確認などの条件は公式規約で見ておきましょう。

公式情報(出発前にチェック)

この記事は2026年9月の情報をもとに、一部を2026年10月14日に確かめ直しています。料金・除外日・特典や企画は変わることがあります。予定が決まったら、公式サイトの最新の案内も見ておきましょう。


まとめと、あわせて読みたい記事

マジックアクセスは、何度も少しずつパークを楽しみたいときの選択肢です。平日に行けるならシルバー、週末も候補にしたいならゴールド、除外日を気にせず日程を選びたいならプラチナ。学校や仕事の予定に合う日と各種別の除外日を比べ、来園予約も取っておきましょう。香港に住む私たちなら、都合のよい日に少しずつ楽しむ通い方もできます。